1 オンライン「はてな」お悩み解決ルーム
こどもの成長を願わない保護者はいません。時には辛く,時には楽しく,やりがいのある育児。
だからこそ,当然,悩みだってありますよね。
その悩みは,こどもが成長するにつれ,大きくなったり,増えたりしていませんか?
それまでは,なんとも思っていなかったママ友とのお喋りの一時。
成長していく周囲のこどもを見て,「なんだかウチの子,ちょっと違うかも…」などと心配が重なり,ママ友の輪から自然と遠ざかってしまう。
例えば,このような経験をされた方もいらっしゃることでしょう。
周囲には言えない自分だけの悩み。そのお悩みをお話いただけませんか?
私たちスタッフは,そうした皆様が笑顔で育児に勤しまれることを願ってやみません。
(「鍛地頭-tanjito-」副塾長,育児・教育支援 こころのカウンセラー 住本小夜子)
- 気持ちや行動の切替えがうまくできない。
- 特定の音を極端に怖がり耳を塞ぐ。
- 集団生活の中で,人間関係をうまく築けない。
- 車や鉄道など,特定のものに強いこだわりがある。
- 抑揚がない,リズムが不自然など,話し方が独特である。 など
対象
保護者及び乳幼児教育・家庭療育に関心をお持ちの方。老若男女を問いません。
相談内容
育児,家庭療育,保育所(園)・幼稚園での生活及び家庭生活などについてのお悩み
2 主な担当者
副塾長 住本小夜子(育児・教育支援 こころのカウンセラー)
メンタルケア心理士®(心理カウンセラー)
訪問介護員2級養成研修課程修了
生活心理学講座修了
コミュニケーション・スキルアップ講座修了
3 【家庭療育の必要性】
昨今,ADHDや自閉スペクトラム症など,神経発達症の診断を受ける人が増加しています。
こうした状況を踏まえ,現代の脳科学は,それを遺伝と環境という2つの要因による脳機能障害と捉える学説を唱え始めました。脳機能障害なのですから,改善もできれば,(改善ができるということは)予防もできると言う訳なのです。
私は研究としてのデータを持ち合わせてはいません。しかし,神経発達症は,確かに改善できるし,予防できると思うのです。なぜならば,実は,私の息子(小学校2年生)は軽度の自閉スペクトラム症の診断を受けてはいますが,ほんのちょっと改善の兆しがあるからなのです。
ですから,療育センター等との連携を綿密に図った家庭での療育はとても大切になります。
まず,改善できるのですから,保護者が真っ先に我が子の将来に悲観し,家庭での教育(療育)を怠ってしまうわけにはいきません。そこで,私は神経発達症についてたくさんの知識を獲得しようとしています。療育センターの医師との連携にしても,知識がないことには十分な連携は果たせないわけですから。しかも,息子の特性を正確に見抜く(見立てる)ことはできないのですから。
さらに,日常,できるだけ頻繁に息子と〈対話〉をするようにしています。正確に息子の特性を理解するためです。自閉スペクトラム症なのですから,周囲のこどもたちができても,息子にはできないことが多々あるのです。ですが,自閉スペクトラム症だからこそ,周囲のこどもたちにはない素晴らしい能力を持っているはずなのです。それが何か。それを見つけて,伸ばしてやることが親の務めだと思うのです。そのために,息子の行動観察と〈対話〉は必要なのです。
このような営為は,最も長い時間,息子の傍にいる私がまずやらなければならないことなのです。療育センターや学校,地域等との連携も必要なのですが,息子の生活基盤である家庭がしっかりしていないと,息子も不安感を抱いてしまいます。
そうした意味からも,家庭での療育はとても大切なのです。
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