令和元年10月26日(土)
広国市民大学(広島国際大学)が主催する社会見学に,息子と一緒に参加してきました。未就学児は,ジャムづくりの部屋に入室不可のため,お土産のオリジナルジャムを楽しみに保育所へ。私自身は,社会見学なんて小学6年生ぶりなので,息子以上にウキウキ気分で行ってきました☆
写真とともに,振り返ります!!
1 しゅっぱ~つ!!
8時00分。
保育所に娘を預けた後,集合場所の広島国際大学に到着しました。大学の正面玄関には,何台かの大学専用バスが停まっており,「どれで行くのかな~?」と息子と話をしながらバスへ向かいました。

いつもお世話になっている教授と事務員さんを含め,こどもと大人を合わせて20人ほどの参加。そして,バスは60人乗りの大型バス!! このバスしか空いていなかったそうですが,大きなバスに乗れると知った息子は大喜びでした。
広々とした車内で,ゆったりまったりしながら,

しゅっぱ~つ!!

しゅっぱ~つ!!
2 オリジナルジャムづくり
大学を出発して1時間。
広島県竹原市忠海にある「アヲハタジャムデッキ」に到着しました。
ジャムづくりの前に,まずは「アヲハタ」について知ろうということで,ジャムシアターでDVD鑑賞。案内役のスタッフさんが映像を見ながら説明をしてくださり,会社の概要やジャムの生産についてお勉強です。

友達に話をする時に,「この話は面白そうだな」と感じてもらえるように,何か一つでもいいから覚えて帰ろう。
バスの中で,このように息子と話をしていました。アヲハタについての豆知識や商品へのこだわり,会社の信念など「へぇ~」「すごいね~」と息子と言葉を交わし分かりやすく説明もしながら,DVD鑑賞を終えました。
次に,ジャムづくりについての説明を受け,手洗い・消毒を済ませジャム工房に入ります。
アヲハタジャムデッキでのジャムづくり体験では,体験オリジナルの瓶4本のジャムが作れます(市販のジャムより一回り大きい)。1年毎,春夏秋冬,によって瓶のデザインも異なるそうです。
そして,ここでは3種類のジャム(いちごジャム,オレンジマーマレード,ブルーベリージャム)を作れるようで,今回は「いちごジャム」でした。ジャムづくりに使用するいちごは,市販のいちごジャムに使われている品種ではなく「夢つづき」という品種のいちごを使用。みんなの材料は同じでも,火加減や混ぜ方一つで味も変わるそうで,まさに「オリジナルジャム」を作れます。

ジャムづくりは,スタッフさんの説明を聞きながら,ほとんどの工程をこどもたちだけでやります。(息子は,他に気を取られるためサポートが必要でしたが…)
まず驚いたのは,大量の砂糖!!!!! 保存期間(約1年)を考えての量だそうで,作業途中の試食では「甘っ!!」しか言葉が出ませんでした(笑)。
イチゴに砂糖を浸透させるための時間(10分)にDVD鑑賞。その後,工房に戻ってからの瓶詰作業ですが,安全性の問題で中学生以上の作業となっており,ここだけ私が張り切ってやりました。密封性を高めるための蓋の締め方など,コツがいる作業でしたが無事終了~!!
持って帰ってすぐ食べられるのかと思いきや,

一晩,冷蔵庫で寝かせてください。

が~ん…。

が~ん…。
一晩寝かせるのは,美味しいジャムにするための工程の一つだそうで,私はジャムづくりをしたことなかったので持って帰ってすぐ食べられると思っていました。
さあ,次はお待ちかねの試食です。
3 試食タイム~♫
社会見学ということで,特別な試食メニューをご用意していただきました。数種類のジャムや商品の紹介をしてくださり,それをパンやサラダで試食しました。

お馴染みの55ジャム,創業当初から変わらない製法のジャム,砂糖を全く使用していないジャム,果物とスパイスをミックスしたジャムなどなど…。すべてを試食。
息子が気に入ったのは,「ヴェルデ メロンパン風ホイップ」
こどもには,とても人気の商品だそうです。(ジャムじゃないし…)
私が気に入ったのは,「レモンドレッシングとリンゴジャムのパワーサラダ」
サラダにジャムを入れるという発想がなかったので,とても新鮮でした。
みんな〈笑顔で〉試食を終えた後は,少しだけフリータイム。写真撮影をしたり,ショップでお土産を買ったりしました。そして,殺菌処理を終えたオリジナルジャムが出来上がったので受け取り,集合写真を撮ってバスに乗り込み帰路へ。あっという間の2時間半でした。


帰りのバスの中,息子は疲れて寝ていました。大学に着いたら,もう力が抜けてダラダラ…。
この後,一旦家に帰りジャムを冷蔵庫に入れ,明朝に食べようと約束したのでした。
4 「あいさつ」で気持ちを伝える
社会見学中,私と息子が取り組んだことがあります。それは,「あいさつ」をしっかりすること。参加者のみなさんはもちろんですが,アヲハタジャムデッキのスタッフさん,そして,バスの運転手さんにも。
「あいさつ」の仕方一つで,こちらの気持ち(良いも悪いも)が相手に伝わります。普段から,あいさつの習慣がついていることはもちろんですが,「感謝を伝えるためのあいさつ」を忘れてはいけません。
私は高校3年間,バス通学でした。行きも帰りも,必ず「ありがとうございました」と言ってバスを降りていました。これは,運転してくれる方へ〈感謝の気持ちを伝えるためのあいさつ〉です。運転手なのだから,運転して当たり前とは思いません。運転手さんがいるからこそ,目的の場所まで行けるのです。
息子が幼稚園に通っていた頃,通園バスを利用していました。バスに乗るときには「お願いします」,降りるときには「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えることを教えました。長く通園バスの運転手をされていたおじさんに,「こんなことをするのは○○君(←息子)が初めてじゃ!!」と言っていただいたことを今でも覚えていますし,おじさんも息子をずっと覚えてくれています。
我が家の教育方針の一つに,「「ありがとう」と「ごめんなさい」を素直に言える」があります。感謝の気持ちと謝罪の気持ちを失くしてしまうと,その人との関係も崩れてしまうという考えから,この想いを〈あいさつ〉に込める大切さを教えているのです。
気持ちの良い〈あいさつ〉は,お互い〈笑顔〉になれます。これからも,続けて取り組んでいこうと思います。
5 社会見学を終えて
いつものように,帰りの車の中で息子に聞いてみました。


社会見学どうだった?


楽しかったよ!!


何が楽しかった?


う~ん…,試食!!


ジャムづくりじゃないんかい…
そして今朝,オリジナルジャムを使った朝食を食べました。トーストとヨーグルトにオリジナルジャムをのせて,サラダは試食したサラダの材料をミックス野菜に替えたもの。(簡単すぎる朝食でスミマセン…。)
食べる前に,冷蔵庫で一晩寝かせたジャムの蓋をチェックする息子。蓋の中央がペコペコとへこまなければしっかり密閉状態になっているということで,「4つともOK!!」と高評価をいただきました(笑)。




おいし~☆


おいし~☆


おいし~☆
普段,パンを嫌がる娘もパクパク食べ,大満足!! 上手にできて良かったね☆☆☆
というわけで,無事に社会見学を終えたのでした。おしまい。


おまけ
社会見学から帰宅後すぐに,息子と買い物へ。その途中に虹を発見!!
人生初の「ダブルレインボー」を見ました。何かいいことあるかなぁ~。


©2019 Sayoko Sumimoto
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