スマートフォンでご覧の場合は,画面の最下部にある「Desktop」をタップし,画面表示を切り替えていただくと見えやすくなります。

やってみないと分からない―経験からの学ぶ「行動の変化」―

赤,青,黄,緑,ピンクと色鉛筆が並べ,それぞれの芯先にひらめきの電球が光る
ひらめき(提供,photoAC)
この記事は約4分で読めます。
Pocket

長かった夏休みも、今日が最終日。明日から、学校が始まります。

夏休みのイベントや出来事を、まだまだ記事にできていないので、ゆっくりペースですが記録しておこうと思います。

 1 大迫力の恐竜展

今回の記事は、「広島大恐竜博」へ行った時のお話です。

実は、4年前も同じ場所で恐竜展を見ており、当時、息子は3歳で娘は生後4か月でした。

広島県広島市にある産業会館で開催された「恐竜展」
2015年広島大恐竜展
広島県広島市にある産業会館で開催された「恐竜展」
当時,息子は3歳,娘は生後4か月

その時の様子をブログ記事にしていたので読み返してみると、3歳の時の息子と現在の娘の反応が同じ(笑) 息子には、4年前の記憶はなかったのですが、年相応に会場内がどのようになっているのか想像がついるようでした。

しかし、娘は全く想像すらできてない状態。会場に響く低く大きな恐竜の声と、天井に写る動く大きな影とで、入場してからすぐ、娘を恐怖が襲っておりました。

初めは、化石などの展示物があるのですが、娘はもうそれどころではない!! キョロキョロ、キョロキョロと落ち着かず、平常心を保とうと一生懸命でした。一方、息子はというと、「大丈夫よ〜」と適当に妹を気遣いつつ、展示物もしっかりと見ていました。

広島県広島市にある産業会館で開催された「恐竜展」
2019年広島大恐竜博

さあ、意を決して恐竜展示フロアへ!!

目の前で声をあげる恐竜を、食い入るように見ている娘の表情がなんとも言えません。小型の恐竜に対しては、「かわいい〜♡」と言っていましたが、目は引きつっていました…。

息子は、迫力満点の恐竜に大興奮!! 恐竜の名前や特徴などもしっかりと読んで次へと進んでいきます。

広島県広島市にある産業会館で開催された「恐竜展」
2019年広島大恐竜博

そして、最後に待っているのが、全長約9メートルの巨大トリケラトプスと全長約15メートルの世界最大級のティラノサウルス。

ティラノサウルスの顔の前に立った時、「恐竜と目が合っているね。」とこどもたちに伝えると、恐怖を感じたのでしょう。オロオロし始めました。その時、息子の目に入ったものが「VR体験」のブースです。

息子の「やりたい!!」という気持ちが強く、まあやってみればいいかと体験させることにしましたが、まさか、最強の恐怖を味わうことになるとは知る由もなく…。

 2 初めてのVR体験

機器を装着し映像が流れると、すぐ様、こどもたちに異変が起きます。

何も喋らない…
少しキョロキョロしたと思ったら固まる…
そして喋らない…

と思った矢先、娘が急に泣き出しました。直後、息子が

むすこ
むすこ

へびーーー!!!! へびーーー!!!!


と叫びながら後ずさりをする。

この時、巨大なアナコンダが足元に現れていたようで、虫が苦手な息子は一気にパニックとなり、映像が終わるまでずっと叫び続けることになります。

途中、娘が恐怖に耐えられずVRを外したのでスタッフさんの了承を得て私が代わりにつけてみると、巨大なティラノサウスルが近づいて来ているところでした。そして、自分に向かって牙を剥き、食べられるというね…。

終始、息子はリアクション芸人のように、

むすこ
むすこ

ぎゃーーー!!

むすこ
むすこ

やめてーーー!!

むすこ
むすこ

ぎゃーーー!!


と言いながらアクションを繰り返すので、それを見ていた周りの大人たちが大爆笑。

監視カメラに息子の様子が映っているのなら、頂戴したいくらいです。それでも機器を外すことなく最後まで映像を見た息子。よくがんばりました☆☆☆

そして、ふと顔をあげると、VR体験の順番を待つ人で溢れていました。息子のリアクションを見ていたこどもたちが「やってみたい!!」と、ガラガラだったVR体験コーナーに長蛇の列ができたのです。

この様子に

 

むすこ
むすこ

ぼくが役に立ててよかった


と言っておりました。(笑)

息子の予定では、かわいい恐竜が出てきて「こんにちは〜」というような、ほのぼのした映像だと思っていたとのこと。しかし、実際は、超リアルな恐竜が次々と出てきて襲ってくるという恐怖の映像。

想像と現実との違いを、しっかりと体験できた息子です。

恐竜博の会場を出て、少し遅めの昼ごはんを食べながら、こどもたちに感想を聞いてみました。
娘:「怖いかなと思ったけど、大丈夫だった。」
息子:「楽しかったけど、VRはもう絶対にやらない!!」

息子は、自身がVR体験をする前に、VR体験を終えた小学4年生くらいの男の子が泣いているところを見ていました。その要因を、息子は自らの体験で知ることになりました。これが、息子にとって、一つの「学習」となったのです。

 3 体験を言語化し経験にする

心理学は学問です。その基礎心理学の分野に「学習心理学」があります。

心理学的な「学習」の定義は、「経験によって生じる一時的ではない、心理的機能にかかわる行動の変化」です。

ここでいう「行動」とは、知識の習得や価値観の変化など、目に見えないものも含みます。

息子は、VR体験(負の強化子)により恐怖を覚えました。よって、今後はむやみやたらに「やりたい」と言わず、周りをよく観察して判断することを学習したのです。

しかし、VRは楽しい映像や気分を晴れやかにしてくれるものもあります。「怖い」という固定観念をなくすためにも、次は楽しいVR体験できたらと思います。

広島県広島市にある産業会館で開催された「恐竜展」
2019年広島大恐竜博

©2019 Sayoko Sumimoto

コメント

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました